石油由来成分がなぜ悪い?体や皮膚に与える影響とは?
こんにちは、なちゅすきんサイト管理人MARIEです。ご訪問ありがとうございます。
今回は、石油由来の成分についてお話しますね。
HANAオーガニックの開発者 林田七恵さんにお話を伺う機会がありましたので、「石油由来成分について」尋ねてきました!

人間の体は石油を排出できない!?
その理由は、石油をたくさん使わせようと、石油は安全というエビデンスを、お金をかけて取るからなんです。
しかし、石油が危険と訴える側の人たちは、お金をかける余裕がないので、そのデータが揃わないのが現状なんです。
ですが、こんな興味深いお話があります。
林田さんが、「太陽油脂」という昔から石けんとか環境活動をしている会社の方とお会いして、お話された「石油」についてお聞きしました。太陽油脂さんが大学と研究をしていて分かったことが、石油由来成分を人間の体では排出できないということ。
実際、人間は、異物を取り込んだとしても、外に排出するという力を持っています。猛毒のヒ素さえも、髪の先端から出るようになっています。ミネラル検査と言って、髪の毛を送ると、ヒ素がどれくらい体内に溜まっているかまで分かります。そのため、何を口にしても、用量を超えなければ、ちゃんと排出できる仕組みになっています。
そういう機能がなぜ備わっているかというと、人間というのは、何億年も前から生きてきて、食べられないものも食べてきました。食べては出して、食べては出して、免疫と排出という仕組みを蓄積してきているのです。
ところが、石油が地表に現れたのは、わずか100年ほど前。急に地表に現れた石油を人間の体ではまだ排出できる仕組みが備わっていないというのです。そのため、石油が体内に入ると異物として、体の中で反応はするんですけど、まだ外には出せる機能が発達していないので蓄積されてしまいます。最近、アトピー性皮膚炎とか嘆息とか、さまざまなトラブルがありますが、まだまだ原因不明なことが多いですよね。こうした皮膚や呼吸器系のトラブルは、すべて石油が発掘された1850年以降しか出ていないのです。
まだなかなか解明できたいないことも多いのですが、石油が神経系の伝達物質を阻害してしまったり、細胞の細胞壁を弱めてしまう。その問題は、私たち人間の体が石油を代謝ができないことにあるんです。石油は、環境破壊の原因にもなっていますが、地球自体もまだ地表に排出できる仕組みがないからなんです。
石油由来成分を体に入れないために
とは言うものの、食品にも石油由来成分が多く使われていて、まだまだ完全に脱石油するには難しいのが現実です。しかし、シャンプーやコスメなどをノン石油にすることで、経皮からの吸収は防ぐことができます。ひとつひとつでいいので、できることから脱石油をして、健康な体と美しい肌をいつまでも保っていきたいですね。
※ちなみに無添加化粧品と呼ばれるものは化学化粧品(ケミカル化粧品)で、石油由来成分が含まれています。
おすすめ☆国産オーガニックコスメ人気ランキング
それでは、石油由来成分不使用の国産オーガニックコスメを紹介♥

◆主な成分:天然ローズ、精油、バイオエコリア、ビルベリー葉エキス
◆購入先:HANAオーガニック 公式サイト
天然100%のローズから抽出した成分をたっぷり配合したオーガニックコスメ。さらにアロマ精油配合で、香り成分が脳に働きかけることでリラックス効果も得られ、体の内側からもケアできる、まさにホリスティックケアが可能なオーガニックコスメです。


◆主な成分:月桃葉エキス、海ぶどう、くちゃ
◆購入先:琉白 公式サイト
沖縄の厳しい環境で育った月桃葉から抽出したエキスを中心に、沖縄の天然素材をふんだんに使った国産のオーガニックコスメ。フランスのオーガニック認定機関であるエコサート認証済みです。トライアルセットは激安の990円で試しやすい価格です。


◆主な成分:カモミール
◆購入先:華蜜恋 公式サイト
敏感肌やアトピーにも効果的と言われるカモミールから抽出したエキスをたっぷり使った国産のオーガニックコスメです。もちろん、使用しているカモミールも国内で自社栽培しているもので安心です。